2008/09/12

It's been a Year and Start Anew...

気がつけば、最後に更新してからいつの間にやら2ヶ月以上。あっという間に時が過ぎ去ってしまっていた。帰国して暫く落ち着いたら、写真の整理と合わせて中断していた旅ブログを継続しようなんて呑気に気構えていたけれど、帰国後には帰国後の生活があり、人との付き合いがあり、喜びや楽しみがあって旅を振り返る時間がまったくない(なかった)。特にこの夏は毎週末のように飲み会やパーティーや小旅行が重なって肝臓が悲鳴をあげないか本気で心配になるぐらいだった。今というこの瞬間を充実した時間として楽しめているのは幸せなことなのかもしれないけれど。

なにはともあれ、華の失業生活も7月で終わって8月からはフリーランスとしていくつかの仕事を掛け持ちしながら食っている。具体的には、週2、3日は友人のビジネスを手伝い、あとは前職の業界で付き合いのあった業者や出版社のコンサル業的?なことをしたり。収入は会社員時代には遠く及ばないものの、贅沢しなければ日々不自由なく暮らすには十分だし、自分で好きなように毎日のスケジュールを組めるという柔軟性において、精神的に満足していることは間違いない。(やりたいことリストが20項目近くに及ぶ人間には、この自由性は何を差し置いても最重要である。)

思えば、サラリーマン家業に終止符を打ってからちょうど一年。寸暇も惜しまず今の生活を楽しんでいるとはいうものの、ここ最近は『一年前はどこで何をしてたんだっけ』と振り返ることがままある。そんな時はこのブログに記録していた旅の足跡を確認して写真を眺めては当時の経験や出会った人達を思い出している。

個人的には、旅ブログは同時進行系に勝るものはないと思っている。新鮮味はあるし、旅先での記録は躍動感にも満ちているからだ。でも、一年時間をおいて記憶が熟成してから書くものまたいいものかもしれない・・・ということで、今日からはタイトルも新規一転、丁度1年前に始まった旅と今の自分の置かれた状況を鑑みながら日々の思いを綴っていくことにする。文筆業で食っていけるほど自分に文才があるわけではない。大した人間でもないし、偉そうなことをいえる立場にはないけれど、この流動の時代を生き、あちこち旅してた一個人が日々考えることを一つの形として残すことにまったく意味がないわけれはないだろうという思いを胸に、新たな一歩を踏み出そう。ブログも、人生も。

(去年の9月は、トルコを2週間周遊。トップの写真は、カッパドキアの夕焼けに映えるRose Valley。時間が過ぎてもいつまでも心に残る残映だ。)

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

I like your blog, 文才と思想がちゃんとあるよ。頑張ってね!