2008/03/24

のろいの儀式 (香港)

~帰国して1週間、これから未更新分の記録や写真を順不同で随時掲載します~

今朝のNHKニュースを見ていたら、8時からの「ワールドリポート」コーナーで、香港での旅記録としてブログに残すつもりでいた『呪いの儀式』のことが偶然にも取り上げられていた。

旧暦の「啓蟄」にあたる日、香港では地元民がダウンタンのとある高架下にわんさかと集まる。祈祷師のおばさんに呪いたい人の名前を言えば、おばさんが呪文を唱えながら名前の書かれた紙を靴でビシバシと叩いてお祓いをしてくれるというもの。NHKのリポートによると中国本土では文化大革命以降廃れてしまったため、今でもこの風習が残るのは香港だけだということらしい。

私が偶然にも香港の元同僚から話を聞いて訪ねたのは「啓蟄の日」翌日。そのため人出も少なく、おばさん達もなんだか暇そうにしていた。まあ、呪われる方もたまったもんじゃないけれど、呪っている人たちの姿を見るのも(下ピンボケ写真)なんだかちょっと背筋がゾクッとしなくもない・・・というわけで、そそくさと退散することにした。

おーこわっ。


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