2009/09/24

「半農半X」という働き方・生き方(記事)

2003年ごろだったか、綾部市在住の人が「半農半X」という本を出しました。

これからの人の生き方として、農業と別の仕事(X)を半分ずつバランスを取りながら働くということを提唱しています。これはまさに私がこれから実践しようとしていること

以前勤めていた会社の元同僚の方から本についての話は聞いていたものの、自分ではまだ読めていません。今日ネットを調べていたら、たまたまそのことについて書かれた最近(2009年6月)の記事を見つけましたので、ご参考までにリンク張ります。

http://www.47news.jp/47topics/daitenkan/6-2.html

デンマークのスバンホルム共同体に来てはや10日間。手伝いの仕事といえば農産物の収穫という単純極まりない作業なのですが(これが自分達で手塩にかけて育てた野菜であれば最も楽しい作業になるのだろうけれど)、日々のんびりとした時間を過ごし、この共同体に移り住んできた住人達の話を聞く中で、「有機農業」「エコな取り組み」という表層的なことだけでなく、人が人らしく働き、暮らすいうことはどういうことなのか、根本的な問いについてあれこれ考えさせられます。次回はそのあたりについて書いてみようと思います。

2009/09/19

スヴァンホルム便り

1,000キロの西南仏自転車旅行、7日間のVercor州立公園トレッキングなど冒険に満ち溢れた2ヶ月間のフランス滞在を終えて、火曜日から次なる目的地である‘Svanholm’に来ています。

Svanholmは、デンマークの首都コペンハーゲンから北西に電車とバスを乗り継いで2時間ほど行ったところに存在するいわゆるエコ村で、環境先進国といわれるデンマークにおいても大規模な有機農業経営をベースに自給自足、環境に配慮した持続可能な生活を目指した共同体としてはパイオニア的存在として知られてます。すでに30年程の歴史を持ち、現在では約130人(大人80人、子供50人)が共同生活を営んでいるということ。

私はここで10月9日までの間、working guestとしていて、主に農業グループで野菜の収穫、市場に出荷する際の袋詰め作業など週30時間の労働を提供しています。その代償として食事と個室が無料で宛がわれるので、この間にこちらの有機農業や生活・経済共同体の営みを観察し、また人と環境が調和した、地球になるべく負荷のかからないエコ生活とはどういうものなのか、今後自分が根付くことになる地域(京都府福知山市三和町)の参考になればというのが魂胆なのですが、果たしてどうなることやら・・・。

残念ながら、仏滞在中に持ってきたカメラ2台がともに故障してしまい(涙)、写真を掲載することができないのですがスヴァンホルムについての詳細は、2003年に滞在された方のサイトに詳しいので興味のある方はこちらを参照してください。

ちなみに日本においてもいくつかSvanholmのようなエコ村の動きはあるようですね、私は知らなかったのですが、数日前からSvanholmにきている東海大の院生さんの話によると静岡県富士宮市にある「木の花ファミリー」というのが国内ではパイオニア的存在らしいです。