2007/08/28

Greetings from NY, NY!!

End-of-summer greetings to you all!! It has been a week since I last updated my travel log on my very last day in Mexico City, and some of you might have been wondering about my whereabout: No, “unfortunately”, I was not blown away by hurricane Dean and drafting in the Gulf of Mexico .......but only after merely one week of my trip, I met and fell in love with a hot, sexy, maccho Mexicano with a pointy mastache and nice big Sombrero at the airport just before taking off for NYC and made up my mind to be settled there, ending my RTW trip ........................... NOT!

Well, just take it as “no news, good news.” I am doing great here in my second destination – a city of melting pot, salad bowl, center of universe, symbol of American capitalism, evil empire, or whatever adjective people may use to describe it, for no doubt the Big Apple is an exciting place in many aspects and I am literally enjoying every single day, hour and minute I breathe in this corner of the world. Morning jog (yes, my ritual to start a good day) along the Hudson River, 5-hour straight walk in downtown Manhattan, 8-hour train ride to Buffalo/Niagara Falls, a day trip drive to Niagara on-the-lake (this is a name of a city) in Canada – everyday has been full of events and new experiences, on top of meeting wonderful people on the street, in a bus, at B&Bs etc.

Will be heading to New Haven for 2.5 days, another 2.5 days in Philly, 1 day in NJ, and then the rest in NYC.....Well, no se preocupe. I myself do not even keep track of my plans/adventures. :-)

Anyway, more to come!

魅惑の?チキンウィングを訪ねて440マイル

マンハッタンで世話になっている友人の都合で週末NYCを離れることになり、突然思い立ってナイアガラ瀑布を訪ねにバッファローへ。NY州最西部に位置するバッファロー市は、NYCからAmtrak鉄道で8時間、カナダ国境近くの人口30万人ほどの小都市です。 バッファローといえば、ここ米国では冷えたビールに最適のお供、ピリッと酸っぱ辛いタレが決め手の“バッファロー・ウィング”発祥地! ということで、まず目指すはチキンウィング生みの店「Anchor's Bar」へ。


最小プレートは、チキンウィング10本にセロリスティック、ブルーチーズドレッシングがセットになったもの($9.00)。日本人の私にはお子様セット(ウィング5本)あたりが量的にちょうどよかったけれど、under 12 onlyということであえなく却下されたので仕方なく最小プレートを注文。 気になるお味の方は、可もなく不可もなくといったところか。美味しいけれど、もう一度食べたいと夢にまでみるほどでは、ない。厳しい言い方をすれば、「老舗の看板でと酒の販売で繁盛している感じ」だけども、そもそも水だけ飲みながらチキンウィングをひたすら食べたのが良くなかったのか。真昼間だったしひとり車を運転していたので、選択肢はなかったんだけど。


それにしても、アメリカのレストランで出される食事の量には毎度驚かされる。メキシコ人の食欲の旺盛さにも舌を巻いたけれども、アメリカ人だって負けてはいない。パスタだろうがなんだろうが、これでもかというぐらい料理がてんこ盛りだし、サラダを注文しようものならドレッシングを別容器に入れるよう伝えないと、ドレッシングの海にレタスとトマトが泳いでる皿を目の当たりにすることになる。


一方で、Fat Free!、Sugar-less!といった文句があらゆる食料品のパッケージ上で踊り、スポーツジムに車で通ってトレッドミルで一生懸命運動することが別段可笑しいとも受け止められていないから、この国はよくわからない。ダイエットの基本は、食べる量を減らすか運動量を増やすことで王道はない。(と、自分に言い聞かせる。) Fat freeだからと安心してモリモリ食べるのは根本的に何かが狂ってるとしかいいようがない。(と、よくよく自分に言い聞かせる。)まあ、この解せないところがこの国の面白さでもあり、愛すべきところでもあるわけだけど、人類学的な分析は専門家に任せることにしよう。


米国での食事は、相当の自己管理を心掛けないと結果どうなるかは(自戒の念も込めて)道を行く大勢の人がすでに身をもって証明してくれている。ちなみに今日の献立は、シリアル少々、ポーチドエッグ2つ、ソーセージ3本、パン5枚切1枚、ペストリー2つ、バナナ1本、チョコプディング1個、桃2つ、ドーナッツ1個、手作アップルケーキ1切れ。うわゎゎ。手遅れになる前に(ん?誰だ、もう半分手遅れっていったのは)、NYCに戻ったらハドソン川沿いをせっせと走ることにしよう。自由の女神を眺めながらのジョギングなんて、一生にそう何度も経験できることではないしね。


それにしても昨日は久しぶりに大量の鶏肉を食べて、朝目覚めたら頭の上から赤いトサカが生えてそうだな・・・。ま、巨大な虫に“変身”しているよりはましだけど。

2007/08/27

ブログの更新について:雑感…というか言い訳

気がつけば、最後にブログを更新してから暫く時間があいてしまった。日本を発ってからも10日近く経つ。

「メキシコで財布をすられてすでに頓挫してるのでは。」
「ハリケーンDeanに吹き飛ばされて南米コロンビア沖合いあたりで漂流してるんじゃない?」
「テキーラとプルケ酒をあおりすぎてZona Rosa(メキシコシティ繁華街)界隈で沈没か。」
「マリアッチにスカウトされて、次の就職先がすでに決まったとか?」
「マッチョなメキシコ男児にほだされて、とうとうメキシコで身を固めることを決心したか!?」

等など、いろんな憶測が飛んでいるや知りませんが、今のところそのいずれでもなく無事NY入りしているのでご心配なく。(最後の点については、「この際誰でもいいからさっさと身を固めてくれた方が安心なんですけど」という声がどこからか聞こえてきそうですが。) もっとも、メキシコからニューヨーク入りしてJFK空港で預け荷物が行方不明になり、2日あまり航空会社との連絡等で振り回されていたということもありましたが、この件についてはまた別途報告ということで。

旅ブログは自分の備忘録も兼ね、また日々積み重ねている貴重な経験を出来るだけ家族や友人と分かち合いたいという明確な目的もあるのでできる限り報告はしていくつもりですが、『ブログを書くための旅』をしているわけではないので、あまり高い更新頻度は期待されぬよう予めご承知おきを。(と、今のうちに言い訳を言っておこう。) NY入りしてからの報告は後日纏めて掲載します。
 

2007/08/22

『青い館』

今回メキシコを訪問する最大の動機のひとつであった『青い館』を訪ねてきた。ここはメキシコを代表する女流画家フリーダ・カーロの生家で、メキシコシティ南西コヨアカン地区の閑静な住宅地ある、目にも鮮やかな青壁に囲まれた瀟洒な建物である。フリーダ・カーロについては、数年前にも映画が公開され日本でも知名度が高くなっているのでご存知の方も多いはず。私は、5年前、出張で訪れたバンクーバーのとある美術館の特別展でフリーダの自画像と出会ってからずっとこの画家のことが気になっていて、今回は評伝を読み、映画も観て入念に事前学習をした上で訪れることにした。

強烈な自我を意識させる作品の数々は、フリーダの凄惨な人生を抜きにしては語れない。幼少時から身体的・精神的に痛ましいほどの傷を受け、自己の存在を強く意識せざるを得なかったフリーダからすると、『自分失くしの旅』などとほざく私はなんとおめでたい人間か・・そんなこと考えながら半世紀以上前のこの館の女主のありし日に思い馳せる訪問となった。

虚飾や欺瞞を嫌い、生涯で30回以上の大手術を受けざるを得ないような身体になってそれでもなお最終的に人生を肯定したその真摯な姿には共感する人も多いのでは。フリーダのそれが決して安直な生命賛歌でないことは、彼女の人生を知れば容易に理解できる。興味のある方は、中公文庫から出版されている堀尾真紀子著『フリーダ・カーロ:引き裂かれた自画像』をぜひご一読あれ。

ちなみに、この『青い館』には政治亡命中のトロツキー夫妻も2年ほど滞在し、その間フリーダとトロツキーは不倫関係にもあったとか。トロツキーが暗殺された邸宅は3ブロックほど離れたところにあり、今は記念館になっているようでした。

A girl from Kyrgyzstan

On a day tour to the Pyramids of Sun and Moon, I met and became friends with a 12-year old girl from Kyrgyzstan. This lovely, smart, Japanese/Aikido/design-art interested, my niece look-alike, English-fluent girl told me so many beautiful things about her home country, which to my shame I knew nothing about. I once gave up on visiting central asia during this trip but now she rekindled my interest...would anybody be interested in joining me to see a new corner of the world sometime next year?

2007/08/21

How to explore a new city

One of the best ways to explore a place you've visited for the 1st time is to do some morning jog in your hotel neighborhood; it gives you a rough geography of the city you are about to explore. Hence, my Day 1 in Mexico City started with 50-min jogging in the colonial district, which is acknowledged as a World Cultural Heritage by UNESCO.

Scared to get robbed? No one cares about a runner in a shabby T-shirt and pants whose only valuable is an iPot Nano in hand.

Worried to get lost? Why not! Unless you are travelling on business and got some scheduled meetings (oh yes, this is already a history for me now), it is the best way to discover what you did not expect to see.

And to top it all off, it is good for health and we can enjoy local food to the fullest.

So now, who wants to join my club??

メキシコに降り立つ


サンフランシスコを経由して15時間、メキシコシティの空港に降り立ち、バックパックを受け取ってからまずいってみたい科白があった。『うん、これだよ、この感じなんだ。』

自称ハルキストの人*ならこの科白がどの本のどの箇所に出てくるかはすでにご存知のはず。(*ちなみに私は自称ハルキストではありません)今回の旅のスタートを切るにあたり、村上春樹は文才に欠けた私に代わってこれから始まる旅に浮き立つ、高揚した気持ちをすでにうまく言い表してくれていた。(以下、抜粋)

「プエルト・バヤルタの空港に下りたって、リュックを肩にかけたときには、正直にいって『うん、これだよ、この感じなんだ』と思った。そこには確かに自由の感覚があった。それは自分というひとつの立場からの自由であり、ひとつの役割からの自由であり、クロノロジカルに成立している僕自身からの自由である。そういった自由の感覚が、肩にかついだリュックの重みの中にこめられている。見渡すかぎり、ここには僕を知っている人は誰もいない。僕の持っているものはみんなリュックの中に収まっているし、僕が自分の所有物と呼べるのは、ただそれだけだ。」村上春樹『辺境・近境』(新潮文庫)メキシコ大旅行より

さて、現実はというと、悲しいかな、25キロ近くのバックパックは想像以上に重く、背負って歩くどころか肩に紐をかけて立つことすらままならず。自分なりにかなり荷物を絞ったつもりだったのに…まあ現実とはこんなものなのでしょう。トホホ。(バックパックはキャスター付のものなので結局ゴロゴロとスーツケースのように引っ張ってます。)

2007/08/16

“自分探し”ならぬ“自分失くし”の旅へ (0 days before the take off)


“大切なことは、出発することだった” -星野道夫 

とうとう明日、出発の日を迎える。退職と同時に決意し、2.5ヶ月前から少しずつ準備を進めてきた旅が、明日4時05分に飛行機が日本を離陸すると同時に始まる。今は昨日餞別でいただいたグルジアワイン(スターリンが愛した甘口赤ワイン「キンズマラウリ」というもの。デザートワインなみの甘さですが深みある味わいです)の最後の3分の1をチビチビと空けながら、ひとり静かに前夜祭を祝ってます。

今回の旅の目的を何にするか。思いついたときからずっと考え続けてきたが、結局「世界各地の友人を訪ねる」「子供の頃から憧れていた土地を自分の足で訪ね、自分の手で触れ、自分の口で味わう」こと以外、特に思い浮かばなかった。20代の若者には「自分探し」というわかったようなわからないようなことを目的とする人が多いようだが、この歳になって「自分探しの旅」などというのもかっこ悪いというかなんだかしっくりこない。人生34年も生きていれば、いいところ悪いところ含めて自分がたいした人間でないことぐらい嫌でもわかっているからね。わざわざ高い金をつぎ込んで旅に出てまで再確認する必要もないでしょう。

もっとも旅の本質は、目的地に到達することだけではなく(もちろんそういう旅もあるけれど)、旅に出ること自体にもあるから特にゴールを設定する必要もないか…なんて考えていたら、昨日お会いした方から“自分をなくす”旅なんてどうか、と面白いヒントをいただいた。意識的に自分を失くすことは自分を見失うこととはまったく異なる。自分が、自分が、と終始自己主張することに徹する人が多い(またそれをよしとする)最近の風潮に辟易している私としては(というわけでブログを書くことについても正直抵抗がないわけではなかった)、それを聞いて思わずポン!とひざを打ってしまったのだけれど、もう出発まで時間もないし、短絡的だけれども今回の旅の目的はそれにしたいと思う。自分のことを誰も知らない土地に行って「無」に帰する---所属も肩書きも収入もなくなった一個人の新たなアイデンティティ(といっていいものか?)としてはちょうどいい。

というわけで、つらつらと思うままに書いていたらもう午前2時。ワイン飲みながら夜更かしなんかしていると自分を失うどころかフライトをミスってショックで気を失ってしまうことにもなりかねないので、そろそろ寝ることにします。では皆さん、次回はメキシコから。Hasta luego!

P.S.この旅にあたっては、皆さんから本当にたくさんの温かい励ましのお言葉、お餞別をいただきました。この場を借りて重ねてお礼申し上げます。頂いたものは、ワイン以外(注)はすべて旅のお供にいたします。(注:ワインの中身はすでに自分の血となり肉となっているため。)

2007/08/13

Pre-travel Party at Legato (5 more days before take off)


What more could I expect to better celebrate the commencement of my new life/travel than the night at Legato...jewel-toned night view of Tokyo with fireworks, great food and wine, and wonderful company!! Nothing much. While so many friends were out of town for summer vacation, 20+ people joined the party and had great time. Thanks much to you all for making the night so memorable.

2007/08/09

世界周遊チケット到着(無職9日目:出発まで1週間)


昨晩、世界周遊航空券が無事到着しました。見かけはなんてことはない、普通の航空券チケットが束になっているだけのもの。私の場合は合計14フライト(+欧州域内4フライト)なので、見た目もそれほど厚くなく、何となく物足りない。1cmぐらいの厚みがあればもっと感動していたんだろうけど。何はともあれ、なくさぬようしっかり管理しなければ。

旅準備も、残すはインド大使館での査証申請と黄熱病の予防接種で完了予定です。

2007/08/01

日本脱出計画、ただいま準備中・・・(無職1日目)


昨日でサラリーマン生活も終わり、今日から晴れて(?)無職の身に。これから暫くは肩書きのない、所属もない、収入もない、ないないづくしの生活になる。幸か不幸か(?)扶養する人もいないし、自ら選んだ選択肢、将来に対する不安に苛まれることなく今を楽しむ心の余裕をもちつづけたいものです。もっとも、不確かなものに不安を感じるようなタイプの人間であったならば、仕事は続けていただろうけど。

先週月曜日からほぼ毎日のように送別会/壮行会ディナーが続き、この調子だと日本を発つ前に急性アル中になってしまいそう(真面目な話)なので、酒の節制を心掛けねば。出発まで残り2週間あまり、毎日早朝ジョギングして旅に向けての体力づくりに励むことにします。